周辺観光

大内盛見が兄義弘の冥福を祈るため建立したもので、嘉吉2年（1442）とかかれた墨書が発見されました。国宝であり、日本三名塔の一つといわれています。

雪舟は応永28年（1454）頃、大内氏の庇護を受け画室として雲谷庵を構え、「山水長巻」などもここで描かれたと言われています。今の建物は、明治期に復元されたものです。

室町時代、京に憧れた大内氏が京の都に模してまちづくりをした際に鴨川に見立てられました。春は桜、初夏には国の天然記念物ゲンジボタルが楽しめます。

菜香亭は明治10年頃創業した元・料亭。山口の迎賓館として、井上馨、伊藤博文、佐藤栄作ら時代を担った人々が集いました。彼らの直筆の書など、貴重な所蔵品が楽しめます。

本堂は室町時代に建立された建物で、国指定建造物（重要文化財）に指定されています。平成23年に本堂修復工事が完了し、修理前の桟瓦葺きの屋根を檜皮葺きに復元しました。

龍福寺のある場所には、かつて大内氏の館があり、大内氏はここで政務をとっていました。平成4年～5年の発掘調査で庭園が発見され、平成23年に復元されました。

大内氏の家臣・内藤興盛の菩提寺である西方寺があったところです。庭園は、平成17年～18年の発掘調査で室町時代後期以前に作られたと判明しました。江戸時代の史料によると、雪舟が造ったと記されています。現在、山口県指定名勝となっています。

湯田温泉の起こりは、約800年前といわれ、けがをした白狐が傷を癒すために浸かっていたという白狐伝説が残っています。アルカリ性単純温泉の肌によく馴染むやわらかい湯が特徴。幕末に活躍した維新志士も立ち寄り、詩人・中原中也を輩出したことから、関連史跡も数多く点在しています。

ユニークな自主企画展、収蔵品を展示する常設展、全国巡回展など、年間を通してさまざまなジャンルやテーマの展示が行われています。

幕末の長州藩、大内氏と大内文化、遺跡・出土遺物、昔の米作りと農具に関する資料を展示しています。

理工・地学・植物・動物・考古・歴史・天文についての常設展示と、親子で楽しめる企画展を夏に開催。